Monthly Archives: December 2011
2011年の大みそか。
ここ数年は毎年行事のように大みそかに奏者の方々がいらっしゃいます。 今年中に調整を済ませて新年初吹きを安心して楽しみたい奏者に、 新しい相棒(フルート)が完成したので迎えに来た奏者、 そしていつまでも尽きないフルートへの想いを告白しに来る奏者などなど。 皆さんから想い想いの音楽や言葉を戴きました。 私にとって2011年も特別な1年でした。 心から感謝しております。 どうもありがとうございました。 そして、2012年も特別な1年になるでしょう。 どうぞ末永くよろしくお願いいたします。 これから出逢う「すべてに」想いを。 桜井フルート制作所 桜井秀峰 追伸 今年は2011年のうちに家族の元へ帰って来る事が出来ました。 今年も妻の支えあっての私でした。 本当にどうもありがとう。
箱根でピカソで家族。
今年最後の新作フルートたちを「仕上げ」ている日々が続いています。 「仕上げ」に近づくと、どうしても集中してしまいます。 そんなある日のある朝。 「箱根に行かない?」 という妻の提案がありました。 しかし、「仕上げ」の最終段階に差し掛かっており、 少しでも前へ進ませ、より高い完成度を追求したい気持ちがありました。 「紅葉見てないし。」 そうでした。紅葉好きな私が、今年はまともに紅葉を観ていませんでした。 外を見ると、澄みに澄んだ青い空。 家族でお出かけもしてないし、、、 「そうだね。じゃあ、行こうか。」 妻は私の答えをわかっていたのでしょうか、 昼食のお弁当の準備もしていました。 箱根は箱根でも、今回の目的地は「箱根彫刻の森美術館」。 紅葉も堪能で来て、子どもも楽しめる遊具も充実しているようです。 大磯から箱根は、案外近いです。電車でも1時間半くらいの小旅行。 家族大好きの妻と、電車大好きの息子。 箱根湯本駅からは箱根登山電車に乗り換えま~す。 やたらと多い吊革たち。どんな理由があるのでしょうか。 登山電車というだけあって、けっこうな標高まで登っていきます。 スイッチバック式でジグザグに進むのですが、 途中のスイッチバックする駅では運転士さんと車掌さんが歩いて入れ換わります。 スローライフですねえ。 そして、景色の良いポイントでは徐行運転をしてくれます。 ハートフルですねえ。 美術館の最寄り駅は、「彫刻の森駅」。 ズバリですねえ。 敷地面積7万平方メートルという広大な敷地に、 国内外の彫刻作品が広~い芝生の上に展示されています。 歩きながら、自然を感じながらの鑑賞はかしこまらず、 気持ちが良いですねえ。 美味しい昼食後に、ほっと一休み「ヘンリー・ムーアごっこ」 敷地の一番遠いところにある「ピカソ館」に入ってみる事に。 そういえば最近はゆっくり美術鑑賞なんてしていないなあ、なんて想っていたら、 「ゆっくり観てていいよ。私たちは外で待っているから。」 という妻の言葉。 じゃあ、ちょっとだけゆっくりと鑑賞させてもらう事に。 ここのピカソ館は絵画の他に、素描や陶芸作品などが数多く展示されており、 主に晩年の作品を中心に、ピカソという人を掘り下げて展示したような感じです。 … Continue reading