桜井 秀峰(Shuhou Sakurai)

設計・制作・修理担当

1972年、埼玉県川越市生まれ。

1990年、県立川越工業高校卒業。

卒業後、自動車メーカー勤務や家電量販店販売員、スキー場アルバイトなど多種多数の仕事を経験。

1992年、フルート制作を本格開始。

1997年、鐘下辰男演劇ワークショップ「塵の徒党」参加。

1998年、現代演劇ユニット「フラジャイル」を結成。演出を担当。

2002年、フラジャイル離脱。

2005年、平田オリザが主宰する劇団「青年団」に入団。

2006年、文学座+青年団自主企画交流シリーズ第一弾「チェンジングルーム」を演出。

2010年、桜井フルート制作所の代表となる。

 

生まれる前からランパルを聴いて育つ。物心がつく頃から「ヤスリ」を持たされ、フルートの部品を削って遊んでいた。20歳までに様々な経験をしてから改めてフルート制作に向き合う。25歳の時に、演劇に興味を持ち演劇企画集団THEガジラ主宰鐘下辰男ワークショップ「塵の徒党」に俳優として参加。1年間の俳優ワークショップを経て、松田正隆作、鐘下辰男演出「どん底」で初舞台を踏む。同じ参加者であった劇作家小里清、俳優渡辺陽介とともに現代演劇ユニット「フラジャイル」を結成。「余震」「春と修羅」など以後6回の公演で演出を担当。2002年、フラジャイルを離脱。演劇活動開始後もフルートを精力的に制作し続ける。その間に、スイスやドイツ、オーストリア等を歴訪。現地のフルート奏者や制作者たちと交流し、研鑽を積む。また、各地でフルート制作を活かした「楽器作りワークショップ」を展開。劇団「青年団」入団後に演出した「チェンジングルーム」では、新劇や小劇場の垣根を越えた俳優陣を集結させ話題となる。2008年、結婚を機に神奈川県大磯町に移住し、「湘南アトリエ」を開く。現在、桜井フルート制作所代表。

 

趣味:サーフィン