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		<title>ヤスリ３年旋盤３日</title>
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		<pubDate>Mon, 04 Jul 2011 12:25:18 +0000</pubDate>
		<dc:creator>shuhou</dc:creator>
				<category><![CDATA[仕事道具たち]]></category>

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		<description><![CDATA[私たちにとって、もっとも重要で大切な道具「ヤスリ」。漢字では鑢と書きます。 このヤスリを使いこなす事が出来て、「やっとスタートラインに立てた」というくらいに重要です。 題名の言葉は誰が言ったのかは知りませんが、それくらいヤスリを覚えるのは時間のかかる事。 私がヤスリを持ったのが、恐らく３歳くらい。 幸一郎と清明の作業場を「遊び場」にしていたようで、ヤスリも遊び道具のひとつだったのでしょう。 ザッザッザッザッザッ、トントン、ザッザッザッザッザッ、トントン、・・・・ モノを削る音と、独特のリズム。 幸一郎は、「ヤスリがけが出来ないのは職人じゃない」と公言しており、 私がフルート制作に向き合った時にも、徹底的にヤスリがけをさせられました。 ヤスリでキィを削る音を、それこそお腹の中にいるときから聞いていたわけで、 違和感なくヤスリを使っていましたが、改めて「制作の為のヤスリがけ」を一から始めました。 朝から晩まで延々とブリチャルディキィ（洋銀製）を削りまくった結果、 数日で右手の人差指は腫れあがり、痛くて箸が持てないほどでした。 大事なのは、平らに削る事は当然でヤスリを通して金属の状態を感じる事。 なかなか幸一郎のOKが出ないまま数カ月、その日は突然やってきました。 右手人差し指の痛みも無くなった頃、なぜか急に出来るようになったのです。 平らに削れるし、曲線も均一にかけられる。今、キィの厚みがだいたい何ミリで、 あと何ミリ削れば良い。などなど。その日を境に、それらがわかるようになりました。 清明も同じ経験をしました。 中学を卒業後、上京してフルート制作をする事になったのですが、 ヤスリなんて使った事もなかった為に大変な苦労をしたようです。 それこそ、年単位の修行だったと。削ったキィの量は、一斗缶いっぱいだったと。 清明にもその日は突然やってきました。 指の痛みはとうに消え、若干人差し指が曲がってきたような気がしてきた頃、 すべてが出来るようになりました。 じゃあ幸一郎はというと、 幸一郎の生まれ育った鹿児島県山川町（現・指宿市山川）は鰹節が主な産業。 家では鰹の捕れない時期に、家族で珊瑚細工をしていたらしく、 その時にヤスリを使って珊瑚を整形していたそうです。 小さいうちからヤスリを持って仕事をしていたので、 大人になってヤスリがけを覚える必要はありませんでした。 今では難なく扱えるようになったヤスリですが、 実は体調や気分によってかかり具合の良し悪しが出ます。 意外と繊細。 また、当時は思いもしなかったヤスリがけの効果がいろいろあります。 フルートを制作するのに必要な工作機械、旋盤やボール盤、フライス盤などがあるのですが、 それらを操作する時にもヤスリで養った感性、感覚が活かされています。 また歌口を削る時に使うキサゲも難なく扱えました。 ヤスリがけが出来なくても楽器は作れると思います。 今ではなるべく手をかけない事を優先している風潮もありますが、 &#8230; <a href="http://sakuraiflute.com/blog/?p=34">Continue reading <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>私たちにとって、もっとも重要で大切な道具「ヤスリ」。漢字では鑢と書きます。<br />
このヤスリを使いこなす事が出来て、「やっとスタートラインに立てた」というくらいに重要です。<br />
題名の言葉は誰が言ったのかは知りませんが、それくらいヤスリを覚えるのは時間のかかる事。</p>
<p>私がヤスリを持ったのが、恐らく３歳くらい。<br />
幸一郎と清明の作業場を「遊び場」にしていたようで、ヤスリも遊び道具のひとつだったのでしょう。<br />
ザッザッザッザッザッ、トントン、ザッザッザッザッザッ、トントン、・・・・<br />
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モノを削る音と、独特のリズム。</p>
<p>幸一郎は、「ヤスリがけが出来ないのは職人じゃない」と公言しており、<br />
私がフルート制作に向き合った時にも、徹底的にヤスリがけをさせられました。<br />
ヤスリでキィを削る音を、それこそお腹の中にいるときから聞いていたわけで、<br />
違和感なくヤスリを使っていましたが、改めて「制作の為のヤスリがけ」を一から始めました。<br />
朝から晩まで延々とブリチャルディキィ（洋銀製）を削りまくった結果、<br />
数日で右手の人差指は腫れあがり、痛くて箸が持てないほどでした。<br />
大事なのは、平らに削る事は当然でヤスリを通して金属の状態を感じる事。<br />
なかなか幸一郎のOKが出ないまま数カ月、その日は突然やってきました。<br />
右手人差し指の痛みも無くなった頃、なぜか急に出来るようになったのです。<br />
平らに削れるし、曲線も均一にかけられる。今、キィの厚みがだいたい何ミリで、<br />
あと何ミリ削れば良い。などなど。その日を境に、それらがわかるようになりました。</p>
<p>清明も同じ経験をしました。<br />
中学を卒業後、上京してフルート制作をする事になったのですが、<br />
ヤスリなんて使った事もなかった為に大変な苦労をしたようです。<br />
それこそ、年単位の修行だったと。削ったキィの量は、一斗缶いっぱいだったと。<br />
清明にもその日は突然やってきました。<br />
指の痛みはとうに消え、若干人差し指が曲がってきたような気がしてきた頃、<br />
すべてが出来るようになりました。</p>
<p>じゃあ幸一郎はというと、<br />
幸一郎の生まれ育った鹿児島県山川町（現・指宿市山川）は鰹節が主な産業。<br />
家では鰹の捕れない時期に、家族で珊瑚細工をしていたらしく、<br />
その時にヤスリを使って珊瑚を整形していたそうです。<br />
小さいうちからヤスリを持って仕事をしていたので、<br />
大人になってヤスリがけを覚える必要はありませんでした。</p>
<p>今では難なく扱えるようになったヤスリですが、<br />
実は体調や気分によってかかり具合の良し悪しが出ます。<br />
意外と繊細。</p>
<p>また、当時は思いもしなかったヤスリがけの効果がいろいろあります。<br />
フルートを制作するのに必要な工作機械、旋盤やボール盤、フライス盤などがあるのですが、<br />
それらを操作する時にもヤスリで養った感性、感覚が活かされています。<br />
また歌口を削る時に使うキサゲも難なく扱えました。</p>
<p>ヤスリがけが出来なくても楽器は作れると思います。<br />
今ではなるべく手をかけない事を優先している風潮もありますが、<br />
私たちはヤスリをかけ続けるでしょう。<br />
この感覚はかけがえのない感覚です。</p>
<p>桜井秀峰</p>
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